電動車椅子WHILL(ウィル)の値段や評判は?【ガイアの夜明け】

2020年8月25日放送の「ガイアの夜明け」に羽田空港にも導入された自動運転の電動車椅子「WHILL(ウィル)」が取り上げられます!

そんな最新技術が詰め込まれたWHILLとは一体どんな性能を持っていて、どのくらいの値段なのでしょうか?実際に使用されている方々の口コミもまとめてみましたので一緒に見ていきましょう!

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WHILL(ウィル)とは?

出典:https://whill.inc/jp/

WHILLは2012年に設立されたWHILL(ウィル)株式会社が手がけるパーソナルモビリティです!つまりは電動車椅子ですね!

この会社は「すべての人の移動を楽しくスマートにする」というスローガンを掲げ、製品開発に取り組まれています!社会に役立つものを作っている会社というのが直に伝わってきますね!

ロゴマークは、大空を自由に飛ぶ「グライダー」をモチーフにしているそうです。空の上で、年齢も障害の有無も関係なく、誰もが自由にスムーズに移動できるグライダーのように。という想いが込められているそうです!

WHILLは近距離移動のプラットフォームを作っています。
空港、駅、遊園地などさまざまな場所に関わるインフラを
シームレスにつなぎ、快適に利用できるようにします。
デザインとテクノロジーの力を生かした、
誰でも乗りたいと思えるパーソナルモビリティを
好きな時に自由に使えて、楽しくスマートに移動できる新しいサービスの構築です。
それは、近距離の移動における新しいスタイルの誕生。
他の交通手段が提供できない目的地までのラストワンマイルをつなげる
最後の1ピースとして、WHILLの提案する移動スタイルは世界中に拡がっていきます。

出典:https://whill.inc/jp/about-company

開発のきっかは?

WHILLが生まれたのは、1人の車椅子ユーザーの言葉がきっかけだったそうです。

わずかな距離でも、段差、悪路などの物理的なハードルだけでなく、
車椅子に乗るということへの、心理的なバリアで外出をためらう人がいる。

お気に入りのシャツやこだわりの自転車のように
自分らしくいられるデザインと、
どこにでも行ける頼もしさを備えた新しい乗り物があれば、
もっと外出が楽しくなるのでは。

私たちが目指したのは、デザインとテクノロジーの力を生かした、
体の状態や年齢に関わらず、誰でも乗りたいと思えるパーソナルモビリティ。

「すべての人の移動を楽しくスマートにする」
それが、私たちWHILLのミッションです。

出典:https://whill.inc/jp/features

筆者が素晴らしいなと思った点は、「体の状態や年齢に関わらず」という車椅子という概念を覆しているところです。車椅子と思い浮かべるのは、やはり体が不自由な方が使うものというのが一般的だと思います。しかし、「誰でも乗りたいと思える」というところを目指して取り組み、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」ともっと先を見通している考え方に感服しました!

1台の値段は?

WHILLには現在、「Model A」「Model C」「Model CR」の3つのモデルがあります。それぞれ性能が異なるものがありますが、すべてスマホによる遠隔操作で動かすことができる点は共通しています!

Model A

出典:https://whill.inc/jp/features

値段(自費):995,000円

最大速度:6km/h又は4.5km/h

走行距離:約20km

登坂力:10°

サイズ:長さ89cm×幅60cm

重量:116kg

回転半径:70cm

バッテリー充電時間:9時間

Model Aはシートスライド機能というものが備わっており、手元のコントローラーを使うことによって、電動で最大15cm前方に座面をスライドすることができます。ベッドからの移乗の際にベッドと座面の距離を縮めたり、テーブルでの食事の際に食事を取りやすいポジションをまで座面をスライドさせるなどとても便利な機能です!

また、前輪が全方位タイヤ、後輪がノンパンクタイヤとなっており四輪駆動のため最大7.5cmの段差を難なく乗り越えることができます!

Model C

出典:https://whill.inc/jp/model-c

値段(自費):450,000円

最大速度:6km/h

走行距離:約16km

登坂力:10°

サイズ:長さ98.5cm×幅55cm

重量:52kg

回転半径:76cm

バッテリー充電時間:5時間

Model Cは、Aに比べて値段は半額ほどになっています。しかし性能面も半減したわけではなく走行距離も16km、登坂力は変わりません!

また重量に注目するとModel Aよりも半分以下に抑えられています。それもそのはず、Model Cはポータブル性能に着目したモデルなんです!52kgでもさすがに持ち上げることは難しいですが、なんと4ステップで分解して持ち運ぶことができるんです!

出典:https://whill.inc/jp/model-c

車などを使って外出することができなかった方もModel Cであれば、家族と一緒に遠出もできてしまいますよね!

その他にも、坂道での自動ブレーキであったり、左右の傾斜に対しても一方に転がっていくのではなく真っ直ぐ進むことができます!

このモデルはカラーバリエーションが豊富であることも嬉しいですよね!自分好みのWHILLを選ぶことができます!

出典:https://whill.inc/jp/model-c

Model CR

出典:https://whill.inc/jp/model-cr

値段(自費):750,000円

最大速度:6km/h

走行距離:約16km

登坂力:10°

サイズ:長さ98.5cm×幅55cm

重量:52kg

回転半径:76cm

バッテリー充電時間:5時間

Model CRは、Model Cと見た目も性能は変わりませんが、1番の特徴は自動運転技術が備わっているというところでしょうか。他のモデルにもスマホから遠隔操作できる機能は付いていますが、このモデルはプログラムされた動線をほぼ完璧に走ります!もちろん障害物があるとセンサーで検知し避ける動きをします!

羽田空港に導入されたモデルもこのModel CRのようですね!新型コロナウイルスの影響もあり、自律走行するWHILLに再度注目が集まっているようです!

次ページ:WHILLを利用している方々の声は?

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