2020年5月24日放送の「情熱大陸」に、以前から話題になっているリアル過ぎる3DCG女子高生の「Saya」を制作したTELYUKA(テルユカ)さんが出演されます。
そこで「Saya」とは、どんなものなのか、TELYUKAのお二人はどんな人なのか調べてみました!
それでは一緒に見ていきましょう!
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Sayaとは?
出典:Twitterより
初めて不気味の谷を超えた3DCG
「Saya」は3DCGアーティスト「TELYUKA(テルユカ)」によって生み出された3DのCG女子高生です!2015年に公開されたときから「リアル過ぎる」「写真にしか見えない」など話題になり、海外からも注目されました。
3DCG業界では、人間に似せていく際ある程度までは親近感が湧きますが、人間にかなり近づいたところで急に不気味さや嫌悪感が出てくることを「不気味の谷」と言います。そこからさらに人間と見分けがつかないくらいに似せて「不気味の谷」を越えると、再び親近感が勝ると言われています。Sayaはを初めてこの「不気味の谷」を超えた3DCGと話題になりました。
確かに本物の人間かと錯覚してしまうほどの完成度ですから、話題になるのも当然ですよね!しかも可愛いですしね!
Sayaが生まれたきっかけ
2011年あたりから3DCGのツールが普及し、一般人にでも手軽に作成できる環境が出来つつありました。そこでTELYUKAのお二人が「ハリウッドのように、より高い技術の水準を持つ環境で仕事をしてみたい」と思い、レベルの高い作品を制作する過程で生まれたのが「Saya」です!
Sayaの未来図
昨年2019年11月末には、神奈川県の鎌倉女学院高校でAI技術を学ぶ体験型授業に登場しました!実際に生徒と会話をしコミュニケーションをとったりしており、授業はかなり盛り上がったそうです!
出典:https://www.itmedia.co.jp/news/spv/1911/30/news009_2.html
TELYUKAのお二人は、Sayaが「人間の手助け」となることを一つの目標にしています!一人ひとりにあわせた在り方を目指し、弱者や孤独な人たちに寄り添い、みんなに親しんでもらえる「親戚の女の子」のような存在になってほしいと語っています!そして、過酷な労働に対する補助としてもSayaを活かしたいとも話しています。
そう遠くない未来にAI技術が活用されたものは出てくると思います!Sayaはそんな未来を想像させてくれますね!
Sayaのモデルはいるの?
SayaはTELYUKAのお二人が空想上で作り上げたためモデルはおりません。しかし、2018年にSayaに激似と話題になった方がいらっしゃいます!それがアンドロイド系モデル「高山沙織」さんです!
出典:Twitterより
高山さんは「東京ゲームショウ2017」でアンドロイドを演じ美女アンドロイドとして有名になった方です!
あまりにリアルで、うわあって言っちゃいました pic.twitter.com/0DI0ojjsi0
— Akiphic (@akiphic) September 22, 2017
人にも見えるし人間にも見えるので何だか混乱しますよね!アンドロイドという特殊な役?を演じることができる人は少ないと思います!これは本当にすごいと思いました!
そしてSayaと似ている話題になったのが以下の画像です!知人に似ていると言われ真似てみたそうです!
自分と同じ顔は世界に3人いると言われていますが、まさに瓜二つですね!
3DCGのsayaちゃんに似ていると言われたのでコスプレしてみました。
何年ぶりの制服だ、、、
もっとクオリティ高くしてカメラマンに本格的にとってもらいたい。 pic.twitter.com/a5n0xIVmlL— アンドロイドのお姉さん SAORI (@saotvos) July 8, 2018
sayaちゃんコスプレ。
どうですか?似てますか?? pic.twitter.com/HrWnRpNGs4— アンドロイドのお姉さん SAORI (@saotvos) July 12, 2018
TELYUKAプロフィール
出典:https://scienceportal.jst.go.jp/columns/interview/20191111_01.html
左:石川晃之さん(いしかわ てるゆき)/右:石川友香さん(いしかわ ゆか)
独学で会社設立!?
世界が注目する「saya」を作った方々だったのでどんな学校を出ているのかと思いきや、お二人とも専門知識を学ぶ学校へは進学されていませんでした。
晃之さん大学卒業後、一般企業に入社しました。友香さんは専門学校へ進学しようとしますが両親を説得できず大学へ進学し建築会社、ゲーム開発会社を。友香さんはCG制作が諦めきれず学生時代はCG関係のバイトをしていたそうです。
その後、晃之さんが独学で3D技術を学び友人と会社を起業します。その会社に友香さんが面接に来たことがきっかけでお二人は結婚しました!友香さんが晃之さんの笑顔に一目惚れしたそうです!
2011年頃にフリーランスへ
結婚後、2011年頃にフリーランスとして独立し3DCGアーティストユニット「TELYUKA(テルユカ)」として活動を始めました!
夫の晃之さんが技術とシステムを担当し、妻の友香さんがディレクションとアートを担当しています。
Saya以外にも国内外から依頼されたムービーの制作やキャラクター関連のデータ制作などを行っています。
もはやCGだとは思えないほどリアルですね!
まとめ
Sayaの見た目はほぼ完成に近いが、中身に関してはまだ改良の余地があるそうです。「全体的に少しずつ時間をかけて、時代と共に変化し続ける必要があります」とTELYUKAのお二人も仰っていますので、これからどのようになるのか楽しみです!
より進化したSayaを見る日が近いかもしれませんね!