2020年9月17日放送の「ナゼそこ?」に京都の限界集落に住む3人のおばあちゃんたちが登場します!平均年齢92.6歳のおばあちゃんたちはあるお菓子を作っているのですが、それが「トチモチ」と言われるお菓子です。
みなさん聞いたことはありますか?
筆者自身初めて聞いたお菓子だったので、気になり調べてみました!それでは一緒に確認していきましょう!
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トチモチとは?
出典:https://www.wikiwand.com/ja/栃餅
トチモチとは、栃の実ともち米を使って作った餅のことです!栃の実は栃の木になる実のことです。
<栃の木>
出典:https://www.uekipedia.jp/落葉広葉樹-タ行/トチノキ/
<栃の実>
出典:https://www.wikiwand.com/ja/栃餅
栃の実を灰汁(あく)抜きし、もち米と一緒に蒸してついていくのですが、もち米のみと比べると粘り気が少ないのが特徴です。
しかし、栃の実の灰汁抜きは手間と時間が必要になり難しい作業となります。コツがあるそうですが完璧に灰汁抜きすることは難しくトチモチには少し苦味があるようです。そもそも少しの苦味を楽しむ餅のようですね!それはそれでお茶などと合いそうで美味しそうです!
どこで買える?
おばあちゃんたちが作っているトチモチがどこで売られているのか調べたところ、綾部市の観光ガイドHPで購入できるようです!
5個入りで税込720円、3個入りで税込430円となっています。9月現在は販売休止中で、10月頃に販売が開始される予定です!
現地で買う際は、老舗和菓子屋などには卸してはいないと思いますので、どこかの道の駅などにあるかもしれません!
↓このパッケージを探してみてください!
出典:https://www.kyoto-chii.biz/2017/06/29/平均年齢90歳!3人のおばちゃんたちの挑戦~/
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限界集落に住むおばあちゃんたち
トチモチには多くの生産者の方々がいらっしゃいますが、今回紹介したトチモチを作っているおばあちゃんは3人います!
出典:https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/lifestyle/entry/2019/020671.html
3人の年齢を足すと、278歳。割ると平均92.6歳になりますね!
今もなお元気溌剌のようで原付バイクを乗り回したり、ビールで一杯やったりと心は20歳のままだそうです!
すごいですね!!
「水源の里」古屋とは?
3人のおばあちゃんたちが暮らす水源の里 古屋は、京都府綾部市の頭部に位置しています。京都府内では最も小さい集落で3世帯4人が暮らしています。おそらく日本一の限界集落かもしれませんね、、、
4人中3人がトチモチを作るおばあちゃんたちで、もう1人が自治会長を務める渡邉 和重さんです。
出典:https://www.kyoto-chii.biz/2017/06/29/平均年齢90歳!3人のおばちゃんたちの挑戦~/
どうやら渡辺さんの息子さんのようですね。名字の漢字が違うので岩崎さんか細見さんの義理の息子さんという可能性もありますが。
栃の木は水を選ぶ
栃の木が育つところは水の綺麗なところだそうです!それ以外の土地では育たないんだとか。
そんな栃の木が古屋には1000本ほど群生しており、どれだけ水が綺麗なのかが分かりますよね!
限界集落復興のために一念発起しトチモチなどを作り始めたそうですが、まさに古屋ならではのものを使って頑張っているようですね!
まとめ
「ナゼそこ?」には以前も登場しており、メディアに取り上げられることもあったそうです!面白い個性を持ったおばあちゃんたちだからこそ話題になったのかもしれませんね!
トチモチ作りは山に入って栃の実を拾うところから始まり、最低でも1ヶ月はかかる重労働です。苦労されて作られたトチモチを食べてみてはいかがでしょうか?