宮川大輔さん出演の満天☆青空レストランにて富士山の麓で栽培されている生きくらげが紹介されます。そこで普段食卓に出ているきくらげとの違いが気になり、きくらげの種類や価格など調べてみました!
野菜との和え物や中華料理、ラーメンと何気なく食べているものですが、その産地など知らない方など多いのではないでしょうか。
気になる方は一緒に見ていきましょう!
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「キクラゲ」とは?
出典:http://bmlabo.bio/html/cloud_ear.html
そもそも「キクラゲ」とは何なのか。そこから気になりました。
キクラゲとは、キクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属のキノコの一種のようです。正式な名前から既にキクラゲだらけの名前となっている訳ですね。ちなみに和名はカタカナで「キクラゲ」、漢字で「木耳」と書くそうです。
しかし、普段食用になっているキクラゲは主にアラゲキクラゲ(荒毛木耳)と言われる種類です。こちらは初夏から晩秋に多くの広葉樹の倒木などに群生します。
日本国内に流通しているキクラゲは中国産の「乾燥キクラゲ」がほとんどですが、最近国内の一部の産地で「生キクラゲ」を出荷するところが出てきています。乾燥キクラゲと生キクラゲとの大きな違いは食感にあります。乾燥キクラゲが「コリコリ」とするならば、生キクラゲは「プリプリ」と言った漢字でしょうか。乾燥キクラゲでは味わえない食感が生キクラゲにはあるのが魅力ですね。
またキクラゲには栄養素が多く含まれており、特に食物繊維とビタミンDが代表的です。
食物繊維には、不溶性と水溶性があります。不溶性とは、水に溶けにく食物繊維のことであり満腹感が得られ食べ過ぎの予防に効果的です。水溶性とは反対に水に溶けやすい食物繊維です。こちらは糖質の吸収を緩やかにし血糖値の上昇を抑えます。そのため肥満予防につながります。
ビタミンDには、カルシウムなどの吸収を促します。もうお分かりの通り、骨などを丈夫にしてくれるのです!また、ビタミンDは日光に当たることでも生成されるそうですよ。
国内生産の生キクラゲの値段と主な産地
あくまで参考値ですが、生キクラゲの値段は100g/500円と言ったところでしょうか。
驚きなのが、国産の乾燥キクラゲの方が高価というところです。乾燥という一手間を加えているからか100g/1500円と生キクラゲの3倍ほどです。てっきり生キクラゲの方が高いと思っていましたのでビックリです。これからは有難く頂かねば、、、ですね!
乾燥キクラゲは半年ほど日持ちするのに対し、生キクラゲは1週間程度なので頻繁に食す方には生キクラゲがおすすめです。
産地は、熊本・茨城が圧倒的に多いようです。乾燥キクラゲが主に九州地方で栽培されたものが多いのに対し、生キクラゲは全国各地で栽培されているようです。購入する際は、産地も気にしてみると面白いかもしれませんね!
富士山の麓で栽培されているキクラゲとは?
富士山の麓で栽培されているキクラゲは「日本きくらげ」というもののようです。日本きくらげ株式会社が栽培しており、バナジウム豊富な富士山の天然水を使用しています。もちろん無農薬なので安心ですね!
まとめ
- キクラゲには、食物繊維とビタミンDが豊富
- 生キクラゲ=食感プリプリ・安価
- 乾燥キクラゲ=食感コリコリ・生キクラゲより高価
食感が特徴的で色々な料理に使えるキクラゲですが、栄養価が高い食材ですのでこれからの食事に使ってみはいかがでしょうか。