今回は、筆者がルアーフィッシングにハマった原点でもあるバスフィッシングの「ベイトフィネスタックル」についてご紹介させていただきます。
敷居が高いと思われている方もいるかもしれませんが、手軽に始められる釣りですのでタックル選びに少しでも役立てていただければと思います!
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そもそもベイトフィネスとは?
食わせに特化
バスフィッシングをこれから始めよう!という方はベイトフィネスとはなんだ?となると思います。
ベイトフィネスとは、簡単に言えばベイトタックルで軽量ルアーを使用し、食わせに特化させたセッティングのことです。
スピニングリールの特性を持ったベイトタックル
通常、軽量ルアーは細いライン(フロロカーボンまたはナイロン3lb〜5lb)を使用する「スピニングリール」で投げることが一般的です。反対に、重いルアーは太いライン(12lb以上)を使用する「ベイトリール 」で投げます。それはリールの特性上、スピニングリールは太いラインを、ベイトリールでは細いラインを扱うことが難しいからです。
ですが、ベイトフィネス専用のリールはベアリングの改良、ボティ全体やスプールなどを極限まで軽量化するなどし、8lb前後のラインでもストレスなく投げることができるようになっています。
メリット
最大のメリットは、3、4lbのスピニングタックルでは攻めきれないカバー周りなどを軽量ルアーで攻めることができることです!ノーシンカーワームでも投げることができますので、ハイプレッシャーな場所では重宝します。
また、ベイトリールはスピニングリールよりもキャスト性能に優れており、キャストを繰り返し練習することでピンポイントでルアーを投げることができるようになります。そのため、ここにルアーを投げなければ食わない!といった状況でも活躍してくれます。
ベイトフィネスタックルはリールを重視
ベイトフィネスでは、ロッドよりもリールの性能を優先させてください!ロッドがいくらハイスペックでも、リールが軽量ルアーを扱えないとそもそも成立しません。
そこで、筆者がおすすめするのは以下のタックルです。
リール:ダイワ SS AIR
ロッド:ダイワ ブレイゾン 631MLB
このタックルの詳細をそれぞれご紹介しますね。
ダイワ SS AIR
自重はなんと!?
特筆すべき点は、なんと言ってもその重量です。145gしかないのです!これは通常のベイトリールから50g以上軽量化されています。完全にベイトフィネス専用のリールとなっているわけです!
手に取った感じで、これは凄いと思いました。なんせこれ以上軽いリールを手にしたことがありませんでしたので、、、
使用ライン
ラインは、フロロカーボン8lbがおすすめです。この太さが飛距離、強度的にベストだと感じています。強度を優先させたい場合は、10lbがおすすめです。
ブレーキ設定
ベイトリール特有のブレーキ設定ですが、メカニカルブレーキはクラッチを切って抵抗なく落ちていくくらいが丁度良いです。3gのスモラバでも「スー」と飛んでいきます。あとはマグネットブレーキで調整すれば、バックラッシュはほぼ起こりません!
ダイワ ブレイゾン 631MLB
コスパが良く軽量
先述したように、リールがしっかりとしたものであればロッドは高価なものは必要ありません!
その点、ダイワ ブレイゾン 631MLBは実売価格が10,000円ほどでありながら最低限のスペックが備わっています。
自重も約100gと軽量で、SS AIRと合わせても250g以下になりますので、ベイトフィネスタックルとしては最適の組み合わせです。
デザインもSS AIRの赤とのカラーリングが一体的でかっこいいですよ!
用途によって使い分けを
631MLB(1.91m)をおすすめするのは、キャスト時の取り扱いやすさが高いためです。そのため、近距離メインであれば631MLBで問題ありませんが、飛距離がもう少し欲しいという方は671MLB(2.01m)をおすすめします!
まとめ
おすすめベイトフィネスタックル
- リール →ダイワ SS AIR
- ロッド →ダイワ ブレイゾン 631MLBまたは671MLB
ベイトフィネスを始めたいけどタックルで迷っている方や「予算が、、、」という方にも最善のタックルとなっておりますので、ご検討されている方は参考にしてみてください。
新しい釣りへの第一歩として、ベイトフィネスに挑戦してみましょう!