2020年11月1日放送の「世界の果てまでイッテQ」で宮川探検隊が北海道 知床半島で陸・川・海を探検します!
陸は、標高1562mの硫黄山にある「身体がしびれる温泉」を目指し探検します!しかしその道筋には北海道の猛獣「ヒグマ」の爪痕があり、一同恐怖に怯えながら川を登るみたいです、、、
海は、アイヌ民族が神と仰ぐ魚「チップカムイ」を追い海に出るようですが、予想外の展開に探検隊は意気消沈とあり、大時化で釣りができなかったのではないでしょうか。
そして川は、マスの遡上を追い綺麗な川沿いを探検するようです!
そこで今回は、おそらく資料映像か水族館で撮影となるであろう「チップカムイ」という魚について、釣り方や生態などをまとめてみました!
興味のある方は一緒に見ていきましょう!
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チップカムイとは?
出典:https://aqua.stardust31.com/suzuki/ookamiuo-ka/ookamiuo.shtml
名前の由来は?
チップカムイは通常「オオカミウオ」と呼ばれています。和名では「狼魚」、英名は「Bering wolffish」と書きます。ビジュアルは狼には見えませんが、閲覧注意なみの顔をしていますよね、、、見方を帰れば、古代魚みたいでカッコイイですが、、、その変わった見た目から水族館ではよく飼われているんだとか。
そしてなぜ「チップカムイ」と名付けられたのかですが、アイヌ語で「チップ(チェプ)」が「魚」、「カムイ」が「神」を意味しています。つまり「アイヌ民族が神と仰いでいた魚」ということですね!
ちなみに分類は「硬骨魚綱スズキ目オオカミウオ科」です。魚に詳しくないと全く分かりませんね、、、「オオカミウオ科」はテトラを穴釣りしているとよく釣れるギンポの仲間のようです。確かにギンポを大きくしたような感じですね!
出典:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ギンポ
生息域や大きさは?
オオカミウオが生息している海域は、東北地方北部からオホーツク海、ベーリング海の水深50mから100m辺りにある岩礁帯になります。英明の「Bering」はベーリング海から来ているんですね!
そして体長は1m程度にもなる大型魚です!釣りのターゲットになるのも頷けますね!
主食は?
オオカミウオの主食となるのは二枚貝であるホタテガイなどですが、頑丈な歯に強い顎を持っているため硬い貝類や蟹などの甲殻類も好んで食べます。
意外と雑食だと思いましたが、岩礁帯に生息するためか同種は食べないみたいですね!動きの遅い貝類や甲殻類の方が捕獲しやすいということもあるかもしれませんが。
性格は?
見た目と反して性格は臆病です。岩礁帯の隙間に隠れていることもしばしばあるようですね。ただ、頑丈な歯と強い顎を持っていると前述したように、こちらから刺激を与えると噛まれる可能性がありますので気をつけましょう!
釣り方は?
オオカミウオは水深50mから100mくらいのところに生息していますので、船で沖に出ての釣りになります。
タックルですが、体長1mにもなる巨大魚かつ歯が鋭いですので強めのロッド、ラインが必要になります。とある方が釣行時に使用していたタックルは以下になります。
- 硬めのロッド
- ベイトリール
- PE3号 300m
- リーダー 100lb
- 重り 200号〜250号
- ハリス 100lb
- 太軸のフック
出典:http://sumatora-fish548.hatenablog.com/entry/2019/07/29/北海道知床『チップカムイ』神の魚『オオカミ
餌はイカを一匹使ったようです。貝類や甲殻類が主食ですので大きめの貝を使うと思っていましたが、イカでも釣れるようですね!
普通のサビキ釣りとは全く違う釣り方ですので、もし狙われる方は船屋さんなどから情報収集をして準備するといいかもしれません。
食べられる?
オオカミウオは、捕獲数が少ないため市場には滅多に出回りません。捕獲されても地元で消費され県外に流通することも少ないです。
しかし味は淡白な白身で、フライやムニエルにすると美味しいようです!刺身でも美味しく頂けるそうですが、釣った直後に締めないと臭みが残るみたいですね。どの魚でもそうですが。
狙いに行く時は、素早く締めてクーラーボックスに入れるか生簀に入れて鮮度を保ちましょう!
まとめ
オオカミウオは、女性釣りYouTuberのマルコスさんも狙いに行った魚です!マルコスさんはアマゾンなど海外にも行き、日本代表としてトーナメントにも出場経験のある方です!
そんな多くの釣り人からターゲットとされるオオカミウオを釣りに行ってみてはいかがでしょうか?そのアグレッシブな引きに魅了されること間違いなしですよ!