島根のローソク島があさこを祝う！洗濯岩など絶景を観光【イッテQ】

2020年7月12日放送の「世界の果てまでイッテQ」で、いとうあさこさんがミステリーツアー企画にて鳥取県・島根県を訪れます。鳥取県では、ウユニ塩湖のような写真が撮れるという鳥取砂丘の謎に迫ります。一方、島根県では先端に火が灯る岩の謎に迫ります。

そこで今回は、島根県の絶景を楽しめる「絶景岩」を2つご紹介したいと思います！

それでは見ていきましょう！

ローソク島とは？

まずは、あさこさんも訪れた先端に火が灯る岩「ローソク島」についてご紹介したいと思います！

出典：https://4travel.jp/travelogue/10712484

ローソク島は、隠岐諸島を構成する島の1つで日本海に浮かぶ無人島です。約500万年前の鮮新世前期に噴出してできた火山岩で形成されており、名前の由来はろうそくのような細長い岩の形状と夕日が先端に重なった時に火が灯っている見えることから名がつきました。大山隠岐国立公園の一部に指定されており奇岩として観光地となっています。高さは約20ｍあります！

まさにローソクをビックライトで大きくしたみたいな感じですね！写真でこんなに綺麗だったら実際に肉眼で見たら感動すること間違いなしですね！

一方で、、、

しかし長年隠岐を代表する観光地「白島海岸」への遊覧船の客がローソク島観光に吸収されてしまっているとの指摘もあるようです。

出典：https://www.navitime.co.jp/poi?spt=02301.2700604

珍しく幻想的な絶景に魅了される人が増えているからですかね。白島海岸も自然が作り出した絶景が楽しめますよ！

遊覧船は？

遊覧船は岩から20分ほどの距離にある「重栖港」と「福浦港」が主な遊覧船の出航地となっており、4月から10月のみ運航されています。

料金は、おおよそ大人（中学生以上）3,000円、小人（小学生）1,500円、小学生未満は無料になります。1時間弱の遊覧船観光で日没に合わせて出港します。夕方まで他の場所を観光し、日没になったらローソク島クルージングを楽しむのも最高ですね！

須々海海岸（すすみかいがん）の洗濯岩

続いては、洗濯岩と呼ばれる絶景をご紹介したいと思います！島根県には主に2つの有名な洗濯岩がありますが、まずは須々海海岸を見ていきましょう！

出典：https://kunibiki-geopark.jp/geosite/須々海海岸の洗濯岩/

須々海海岸は松江市の島根町大芦と鹿島町御津の間に位置しています。

そもそも洗濯岩とは、砂岩と泥岩が交互に重なった地層から成る山が沈降して海に浸かり、波に侵食された後にわずかに隆起することで「隆起波食台」と呼ばれる地形のことを言います。規則的に重なった地層が緩やかな傾斜をなしているため階段状に侵食されており、巨大な洗濯板のように見えることから洗濯岩と呼ばれるようになったとあります。

須々海海岸の洗濯岩は、およそ1400万年前の海底で堆積した地層で、白い色の砂岩と黒灰色の泥岩が重なった地層になっています。周辺には、絶滅危惧種であるモクゲンジの生育も確認されています。

1400万年前と言われてもピンときませんが、ヒト科がヒト亜科とオランウータン亜科に分岐した時代と推定されているそうですよ。二足歩行するヒトは未だいない時代です。そう考えるとすごい歴史を感じますね！

駐車場は？

県道37号から見下ろすと洗濯岩を望むことができます。路上駐車が禁止というわけではないようですが、注意してくださいとありました。また、県道から山の斜面をロープを伝っておりることができますが危険なのでこちらも注意してくださいとのこと。（冬季は海苔摘み場となるため立入禁止）